てぃーだブログ › シュリーマンの 「まちづくり・ひとづくり・ものづくり」ブログ・・・ › 人財Qubic(沖縄型次世代リーダー発掘・育成プログラム) › ノウハウの伝承。観光核人材×人財Qubic = ?

ノウハウの伝承。観光核人材×人財Qubic = ?

2010年06月20日

本日、6月20日から
沖縄型次世代リーダー発掘・育成プログラム
「人財Qubic」の<2nd Quarter>がスタートいたしました。

<2nd Quarter>の主な強化項目は
C:自己表現力・実践見識力+D:誠意継続力・新規展開力ですが、
そのトップバッターとして、とてもふさわしい講師が登場いたしました。

観光核人材育成事業の第3期卒業生であり、
現在は、近畿日本ツーリスト沖縄・商品開発部にて、
着地型観光商品の造成・手配・Web販売で活躍中の島袋陽平さんです。

前回の「人財Qubic」第1期を振り返ってみた時に、
改善点は様々あったのですが、大きなところで考えてみると、
学生にとって一番近い存在(講師陣)が30歳であったということでした。

第1期では、60歳台~30歳台の
リーダー・マネジメント層の多くの方々に、
ご参画をいただいたのですが、逆の観点から考えると、
入社してから30歳までのプロセスが、大きく抜けていたと感じました。

沖縄県の2008年度の調査によると、入社3年以内の離職率は、
大学卒業-48.8%(全国平均-35.6%)、高校卒業―63.4%(全国平均-57.3%)
となっています。 いわゆる雇用と就職のミスマッチのひとつです。

入社して3年以内に多くの人が辞めてしまうのには、
様々な理由があると思いますが、学生から社会に出る時までに、
キャリアに対する考えの基礎が、しっかりと構築されていないからだと思います。

キャリアには、様々な考え(=判断基準)があってよいと思いますが、
世の中にすでに存在する答えから探すのではなく、自ら考えて創りだすことが大切であり、
その考えを創りだす時には、知識や情報や経験の量・質の絶対数がモノをいうと思います。


ノウハウの伝承。観光核人材×人財Qubic = ?


今回、急遽ではありましたが、
観光核人材育成事業の第3期卒業生であり社会人2年目の彼が、
講師を引き受けてくれたことは、「人財Qubic」第2期生にとっても
そして、今後も続くプログラム全体にとっても、良いことであったように思います。

その彼が発した印象的なフレーズは

・学生とは人財になるための準備期間である。
・仕事をするということは、毎日何かを考えるということ。

このフレーズは、彼が発することこそに意味があり、
彼だからこそ「人財Qubic」第2期生伝わると感じました。

観光核人材育成事業第1~8期生と
「人財Qubic」第1~2期生だけにとどまらず、
今後も、観光核人材×人財Qubic の相上効果が生まれるように
色々な仕掛けを<考え抜き><創りだし><改善し続けて>行きたいと思います。

講義の模様は、後日のブログでアップいたします。



<関連ブログ>

・実力=才能×努力×?×? ― その1-(2010年01月26日)

・人生におけるVSOP(2010年02月23日)

・58-15 = キャリア教育?(2010年03月20日)

・天職ってなんだろう?働くってなんだろう?(2010年03月29日)






[公開]
[非公開]
※管理人のみ管理画面から確認することができます。
[公開]
[公開]
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。