ライフデザインとキャリアデザイン
かれこれ5年以上のお付き合いをさせていただいている元・東急ホテルズ会長の梅原一剛さんは、私の人生の良き先輩でもあり、マネジメントの師匠でもあり、憧れの存在でもあります。
さて、先日、梅原さんとキャリアデザインについて話す機会があり、その際に、ライフデザインとキャリアデザインの違いについてアドバイスを頂きました。世界で40年以上も第一線のマネジメント層として活躍されていた梅原さんのお話が、とても分かりやすかったのでご紹介したいと思います。(辞書に載っている一般的な意味合いとは少し異なります)
1:キャリアデザインとは、お金を稼ぐためにやること。
2:ライフデザインとは、お金を払ってでもやりたいこと。
3:ライフデザインとキャリアデザインが一致すれば理想的。
特に、2の「ライフデザインとは、お金を払ってでもやりたいこと」はとても納得感がありました。
例えば、旅行が好きな人が、旅行に行くためにお金を払う。お金を稼ぐために、仕事のレベルをどうやってあげていくかが、キャリアデザイン。もし、運よく旅行会社に入って、お金も稼げて、旅行にも行けるとしたら、ライフデザインとキャリアデザインは一致しているが、このような方は珍しいケースでしょう。
今日は、プロ・フリーダイバーの篠宮龍三さんと智子さんの結婚式でした。3年前に初めて講師をお願いした際のお話は、このキャリアデザインとライフデザインとも関連するものでした。
私は水の中が好きです。人と話すのが苦手な私にとって、誰とも会話をする必要がなく、独りになれる水の中は、安心できます。水の中はとても自由で快適です。
大好きな水の中で過ごすためには、陸にあがって人とも話さなくてはならないし、苦手な講演も引き受けて、息苦しくなりながらも、お金を稼ぐ必要があります。
水の中よりも、陸の上が息苦しいと言っていた篠宮さん。あれから3年。素晴らしいパートナーを得て、二人三脚でライフデザインとキャリアデザインが一致してきたのでしょう。とても幸せそうでした。龍三さん&智子さん・・・いつまでもお幸せに。
<関連ブログ>
人事を尽くして天命を待つ (人財Qubic/2009.12.13)
http://schliemann.ti-da.net/e2990666.html
篠宮龍三さん≒牛久大仏?
http://schliemann.ti-da.net/e3756612.html
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