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老年の品格

2011年02月03日

島の観光人材育成講座(旧:宮古島ホテルフレッシュマン養成講座)に通われている方の中に67歳の方がいらっしゃいます。若輩者の私が言うのも・・・ですが、とてもアグレッシブで向上心に満ち溢れています。その方にお薦めされた本が「老年の品格」(著者:三浦朱門)です。


タイトル:
老年の品格 
-笑われる老人になろう(年輪の余裕、知識、経験を愛とユーモアで包んで)

筆者:
三浦朱門(みうらしゅもん)


老年の品格


進歩には、プラス面とマイナス面がある。
だから老人には生き難いし、若い人に笑われることになる。
それでいいのである。
笑われるとき、老人は現代になにがしかの
好ましい接点を見いだしているのである。


―――――――――――――――――
<白井旬/評>
老年の品格というタイトルですが、上司と部下の関係や夫と妻の関係など、人生全般にわたっての説得ではなく納得する教えが随所にちりばめられ、「この本にもっと早く出会っていれば」と感じさせる場面も多くありました。読むうちに引き込まれ、宮古島のホテルの一室で2時間で読み終え、なぜだか・・・爽やかな気分になりました。

300ページに及ぶ中で、私の心に特に響いたのは第九章のこの部分です。

おかしさを発見するには、
第一に知識が必要である。
第二にユーモアのセンスは、広い視野を持つことであろう。
第三は自分の視点を少しずらして見ることである。

この本では、笑いやユーモア(≒心の余裕を持つこと)の効用について、
老年という視点を通して語られているのですが、上記の3つは、全てのことに言えるような気がします。



<関連ブログ>

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Posted by 白井 旬 at 2011年02月03日 05:55Comments(0)お薦めの書籍・場所・品もの
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