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フレームワークの3×4×5×7

2010年10月26日

みなさまはMECEという言葉をご存知でしょうか?

知っているよ!という観光関連業界の方、それはMICEではありませんか?

Meeting(会議・研修)、Incentive(褒賞・招待)、Convention(学会)、Exhibition(展示会)のMICEではなく、Mutually(相互に)Exclusive(重複せず)and Collectively(全体として)Exhaustive(洩れがない)のMECEです。

MICEはマイスと呼びますが、MECEはミッシーとかミーシーとか呼び、その意味するところは「モレなくダブリなくズレもない」という状況のことを指します。

初めて聞いたという方は、この「MECE」は課題解決の方法を導くのに用いたり、その解決策を一般消費者や顧客・取引先、上司・部下などの同僚に伝えたりする際に、常に心に留め置く考え方と理解しておいても差し支えないでしょう。

この課題に対してのチェックは「モレなくダブリなくズレもない」か?
この解決策を伝えるのに際して「モレなくダブリなくズレもない」か?
新規参入の際の競合他社分析は「モレなくダブリなくズレもない」か?
といった感じです。


フレームワークの3×4×5×7


このMECEを実施する際には、以前に出てきたKKD(勘・経験・度胸)だけに頼ることなく、きちんとしたフレームワーク(枠組み)に当てはめてみると比較的分かりやすくなります。フレームワーク(枠組み)には、数多くの種類があり時と場合によって使い分けます。有名なところでは、PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)やSWOT(強み・弱み・機会・脅威)分析がありますが、今日は数字にちなんだものをご紹介いたします。

※企業の現状分析における3C
Customer(顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)


※マーケティングの4P
Products(製品)、Price(価格)、Promotion(プロモーション)、Place(流通)


※ファイブフォース分析(Five Forces Analysis)
・業界内の既存の競合 ・新規参入の脅威
・代替品の脅威 ・売り手の交渉力 ・買い手の交渉力


※マッキンゼーの7つのS
Structure(組織)、Strategy(戦略)、System(システム)、
Staff(人材)、Skill(スキル)、Style(経営スタイル)Shared Value(価値観)

ふむふむ・・・
これだけあげれば・・
MECEですね。きっと・・・



<関連ブログ>

・なぜ?なに?坊や(2010年01月21日)

・白井流のノート・メモの取り方・・・。(2010年07月31日)

・KKDって?なんですか?(2010年10月07日)









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Posted by 白井 旬 at 2010年10月26日 23:45Comments(0)営業支援・地域活性化支援
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