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聞いたことは忘れる・・・やったことは?

2010年12月17日

私のブログに、よく出てきている言葉として「教えることは二度学ぶこと」がありますが、つい先日、老子の言葉で似たような表現があるという嬉しい発見をしました。

それは「聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、わかる」です。「百聞は一見に如かず」と「教えることは二度学ぶこと」をミックスした内容になっています。

また、別の本では「記憶に残る割合」をこんな数字で表していることを発見しました。

聞いたことは・・・10%
見たことは・・・15%
聞いて見たときは・・・20%
話し合ったときは・・・40%
体験したときは・・・80%
教えたときは・・・90%

なるほど!納得!といった感じです。

沖縄型次世代リーダー発掘・育成プログラム「人財Qubic」でも、5年10期の卒業生を誇る「観光核人材育成事業」でも、この考え方に近い形でプログラム構成しておりますが、その究極とも言えるものがプレゼンテーションとレベルアップ版である告知活動ではないでしょうか?

実際に、今日も「人財Qubic」第2期生が県内各所で「観光核人材育成事業2011年春期(第11期)」の告知活動をしていることと思います。

プレゼンをするにも、相手の立場になって考えると、単に話をするだけでは「聞いたことは10%」になってしまいますし、単にプリントを配っただけでは「見たことは15%」になってしまいます。

それならばとプレゼンでは話をしながら画用紙に大きく書いて見せることで、視覚も聴覚も同時に刺激することになり「聞いて見たときは20%」となるのです。

単に話をするよりも倍の確率(あるいは倍の量)で相手の記憶に残るのです。

そしてなにより、受講生として自分たちが体験したことを、人前でプレゼンをするということは「教えたときは90%」を実践していることになるのです。

現在勉強中のCDA風に言えば、沖縄型次世代リーダー発掘・育成プログラム「人財Qubic」で体験したこと、そして5年10期の卒業生を誇る「観光核人材育成事業」で体験したことを、人前で一生懸命にプレゼンをして伝えようとする。その過程で、自分の中で消化(=経験代謝)が進み、明日への血となり肉となりに変化していると言えるのではないでしょうか。

さてさて、「人財Qubic」第2期生による「観光核人材育成事業2011年春期(第11期)」の告知活動は、どうゆう結果を残すでしょうか・・・。

きっと「人財Qubic」第1期生と「観光核人材育成事業」第10期生が、フォローしてくれているので、単に結果を残すだけでなく、大きく成長してくれることと信じています。


聞いたことは忘れる・・・やったことは?





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Posted by 白井 旬 at 2010年12月17日 22:25Comments(0)キャリア教育・就職支援・人材育成
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