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情報のアウトプットをしていますか?-その1-

2010年01月29日

日々の生活の中で、
面白い情報、
役に立つ情報、
くだらなさすぎる情報、
様々な情報に触れていると思います。

私なんぞは、
くだらなすぎて
逆に面白いという情報の方が好きですが・・・。


さて今日は
その情報のアウトプットについてです。


みなさんは、
テレビ・新聞・雑誌・書籍、
授業・講演・勉強などで得た
有益な情報を自分だけに留めず、
自分以外の人にアウトプットすることを
常に心掛けて、習慣化しているでしょうか?


私が考えるアウトプットの有益性は以下の3点となります。
※ここではアウトプットを自分以外の方に説明することとして考えます。

1:得た情報を説明する時に、自分自身がきちんと理解した上で、
  専門用語を極力使わず、分かりやすい言葉を使って伝えないと伝わらない。

2:得た情報を説明した時に、思いも寄らなかったところへの関心や
  自分では疑問にさえ思わなかったところに、質問がくることがある。

3:得た情報が伝わった時に、それに対する感想やアドバイス、
  また、それと似ているが違う種類の新しい情報が提供されることがある。

となります。
それぞれをワンフレーズで言うと、このような感じでしょうか。

1は、自分自身がきちんと理解できているかのチェック機能として。
2は、自分以外の他人を理解する・認めるという多様性の訓練として。
3は、情報の掛け算による基礎情報量の増大と新たな興味を発見する仕掛けとして。


これはまさしく
高校生~大学生の為の
沖縄型次世代リーダー発掘・育成プログラム「人財Qubic」  でも重視している

A - 積極傾聴力と情報収集力の強化。
B - 自他理解力と知識習得力の強化。 から
C - 自己表現力と実践見識力の強化。 へのステップアップと同じ発想です。


情報のアウトプットをしていますか?-その1-


この「情報のアウトプット」を
沖縄の社会情勢に照らして考えると、こういう問題が浮かび上がります。


沖縄の場合は、
全国的にも企業全体に対する中小企業の割合が高く、
新卒を毎年採用する会社の方が少数派であると考えられます。

中途採用やキャリア採用は随時行っているが、
新卒採用は、はるか5年前を最後に行っていない。
といった企業が大多数を占めるのではないでしょうか?

とすると、
5年前に入った新卒は誰にアウトプットしているの? となります。

普通に考えれば、至極当然に、会社の先輩や営業・取引先、
そして家族・友人などにはアウトプットをしていることでしょう。

しかしながら、その場合は、インプットされる側(情報の受け手側)が
ある程度の知識を持っていたり、アウトプットする側への理解があったりするので、
おぼろげな情報力でも、フォローが入ることで、きちんと伝わることがあります。


では、それを続けているとどうなるか?
答えは、みなさまの想像に容易いと思います。


<つづく>









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Posted by 白井 旬 at 2010年01月29日 12:05Comments(0)営業支援・地域活性化支援
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