シュリーマンの 「まちづくり・ひとづくり・ものづくり」ブログ・・・

みなさまは
「背面接客」という
言葉をご存じですか？

おそらく・・・ご存じないと思います。
また、ネットで調べてみても検索がヒットしません。
多少ヒットするとしたら、アミューズメント施設（パチンコなど）で
お客様の背面越しに接客するというニュアンスぐらいでしょうか？

「背面接客」
この言葉は、私が大学時代にアルバイトをしていた
ゴルフ５・名谷店（今は他店舗と統合され存在せず）の店長が
私に付けたニックネーム「背面接客の白井」という造語から来ています。





私は大学時代の
アルバイト選びで
決めていたことがあります。それは・・・
「自分の苦手なこと」
「経験したことが無いこと」にチャレンジです。

そういった意味で
「人と接するのが苦手」で
「ゴルフの経験がない」私にとっては
ゴルフショップでの販売員アルバイトは
その両方の目的をクリアするものでした。
しかもオープニングスタッフという絶好の機会です。

このアルバイトは「人生の転機になるはずだ！」と勝手に思い込み
履歴書の作成と面接のイメージトレーニングを１週間念入りに行いました。





まずは、
マーケティングの
授業で学んだばかりの
にわか仕込みの知識を活用し
ゴルフ５・名谷店という新規店舗が
「どこで」「誰に」「どのような」商品・サービスを
提供することを目的としているかを分析しました。

調べてみると「ゴルフ５」は
スキーで急成長した「アルペン」の関連会社であり、
プライベートブランドの開発・販売に力を入れている。
ということがわかりました。そのことから・・・

「アルペン」本体が
若い客層をターゲットに展開をしていましたから、
「ゴルフ５」はそれを少し上方向に展開した客層を
メインターゲットにするのではないか？と予測をしました。

学生時代は「スキー」に行っていたが
社会人ともなると「ゴルフ」にも行かなくちゃね。といった感です。





次に競合店を調べてみると
徒歩３分のところに「つるやゴルフ」がありました。
モノは試しに競合店に顔を出してみると、
「つるやゴルフ」は初心者向けでないのは、すぐにわかりました。
なぜ、競合店から徒歩３分のところに店舗を出すのか？ここも重要です。

次に時代背景の分析。
時は1990年代・・・前半。
今にして思えばバブル経済破たん前夜。
おじさん・重役の接待・スポーツであった「ゴルフ」が
ワカモノにも少しずつ開放され、今まさにトレンディーで
お洒落なスポーツに変化を遂げようとしていた時代です。

ここまで分析が出来れば・・・
あとは自分をどう表現するかです。

さてさて、
面接当日の一問一答は・・・その２にて。


＜つづく＞


＜関連ＨＰ＞
・ゴルフ５（アルペングループ）　ＨＰ

・つるやゴルフ　ＨＰ


＜関連ブログ＞
・思い起こせば・・・私と沖縄との出会い（2009年11月14日）

・なぜ？なに？坊や（2010年01月21日）

・シューカツ（就活）について考える　＜その９＞（2010年02月13日）

・仕事で不安を感じたことは？　（学生Ｑ＆Ａ－１３）（2010年02月28日）