シューカツ(就活)について考える <その18>
2010年05月06日
前回の<その17> で、白井が考えるシューカツ(就活)の定義
無料で誰にも警戒されず
① 企業間をはじめとする世の中(=社会)の仕組みを理解する期間。
② 自分自身の人間性を理解し社会人として必要な基礎体力をつける期間。
③ 自分自身と社会の輝かしい未来を切り開くための道しるべとなる
Vision(理念)とMission(使命)を考えぬく期間。
のうち「 ② 自分自身の人間性を理解し社会人として必要な基礎体力をつける期間」の番外編<その2>として、学生の方から寄せられた「シューカツ(就職活動)に資格取得は必要・有益なの?」 についてお話しました。
今日は、総合編として 「セールス活動の基本原則」 についてお話いたします。
私が、学校法人SOLA沖縄学園で、週4コマの授業を行っていることを、以前にもお伝えしましたが、そこでは「セールス&マネジメント」「コミュニケーション」「クレーム処理」などを担当しております。
その授業で使用している教科書には「セールス活動の基本原則」としてこういった記載があります。<出典:ホテル実践セールス/財団法人日本ホテル教育センター/一部抜粋>
――――――――――――――――――――――――――――――――
セールススタッフに求められるのは、まずプロ意識である。またプロ意識を持つことによって、販売技術も磨かれていく。とくにセールス先との接点を持つセールススタッフの対応は、そのままホテル(=会社)の印象や評価にもつながり、セールスの成否までも決定づける要因となりえる。そのためセールス現場の新人も、セールス先の信頼に応えられるプロとしての自覚が何より必要である。セールススタッフのプロ意識を支える心構えには、例えば以下のようなものがあるだろう。
原則1.常にホスピタリティ精神を発揮する!
原則2.現状に満足しない!
原則3.夢や目標を持つ!
原則4.マナーを身に付ける!
原則5.情報のアンテナを立てる!
原則6.責任感を持つ!
原則7.コスト意識を持つ!
原則8.自己管理・時間管理を徹底する!
―――――――――――――――――――――――――――――――
いかがでしょうか?
勘の良い方は、すぐにわかったかもしれませんが、
「セールス活動の基本原則」に記載されている内容は、
企業の方がおっしゃる「採用したい新卒学生像」と重なりますし、
<前回17> でもお伝えした「新卒採用にあたり選考で重視する点」
1位-コミュニケーション能力、2位-人柄、3位-協調性、4位-熱意、
5位-責任感。(語学力・成績・資格は圏外)とほぼ同じであると言えるでしょう。
特に着目すべきは、「そのためセールス現場の新人も、セールス先の信頼に応えられるプロとしての自覚が何より必要である。」 のところです。
自覚というのは、
採用試験の時にだけ、
それらしく振舞っても駄目です。
普段の生活から意識し、継続・実践することで身に着つければ、
無意識かつ自然体にしていても、周りの人に伝わるものなのです。
つまり、別の表現をすれば
自覚=人間性と言っても、過言ではないでしょう。
世の学生の中には、
シューカツ(就職活動)に懸命になりすぎるあまり、
友人・知人との約束や学校の課題などを疎かににする人がいます。
しかしながら、そのような行動・態度は、
自覚=人間性の悪化を招く大きな要因になりますし、
企業の採用担当者(=特に面接官)には、直感的に伝わります。
シューカツ(就職活動)が
思うように進まないという学生のみなさまは、自分自身の普段の生活を振り返ってみて、
自覚=人間性を失うような行動をしていないかをじっくりと考えてみるようにしてください。
自分の都合のよい時・場面だけ、
チームワークの重要性を叫ぶ人は
企業にも社会にも必要とされないのです。
無料で誰にも警戒されず
① 企業間をはじめとする世の中(=社会)の仕組みを理解する期間。
② 自分自身の人間性を理解し社会人として必要な基礎体力をつける期間。
③ 自分自身と社会の輝かしい未来を切り開くための道しるべとなる
Vision(理念)とMission(使命)を考えぬく期間。
のうち「 ② 自分自身の人間性を理解し社会人として必要な基礎体力をつける期間」の番外編<その2>として、学生の方から寄せられた「シューカツ(就職活動)に資格取得は必要・有益なの?」 についてお話しました。
今日は、総合編として 「セールス活動の基本原則」 についてお話いたします。
私が、学校法人SOLA沖縄学園で、週4コマの授業を行っていることを、以前にもお伝えしましたが、そこでは「セールス&マネジメント」「コミュニケーション」「クレーム処理」などを担当しております。
その授業で使用している教科書には「セールス活動の基本原則」としてこういった記載があります。<出典:ホテル実践セールス/財団法人日本ホテル教育センター/一部抜粋>
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セールススタッフに求められるのは、まずプロ意識である。またプロ意識を持つことによって、販売技術も磨かれていく。とくにセールス先との接点を持つセールススタッフの対応は、そのままホテル(=会社)の印象や評価にもつながり、セールスの成否までも決定づける要因となりえる。そのためセールス現場の新人も、セールス先の信頼に応えられるプロとしての自覚が何より必要である。セールススタッフのプロ意識を支える心構えには、例えば以下のようなものがあるだろう。
原則1.常にホスピタリティ精神を発揮する!
原則2.現状に満足しない!
原則3.夢や目標を持つ!
原則4.マナーを身に付ける!
原則5.情報のアンテナを立てる!
原則6.責任感を持つ!
原則7.コスト意識を持つ!
原則8.自己管理・時間管理を徹底する!
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いかがでしょうか?
勘の良い方は、すぐにわかったかもしれませんが、
「セールス活動の基本原則」に記載されている内容は、
企業の方がおっしゃる「採用したい新卒学生像」と重なりますし、
<前回17> でもお伝えした「新卒採用にあたり選考で重視する点」
1位-コミュニケーション能力、2位-人柄、3位-協調性、4位-熱意、
5位-責任感。(語学力・成績・資格は圏外)とほぼ同じであると言えるでしょう。
特に着目すべきは、「そのためセールス現場の新人も、セールス先の信頼に応えられるプロとしての自覚が何より必要である。」 のところです。
自覚というのは、
採用試験の時にだけ、
それらしく振舞っても駄目です。
普段の生活から意識し、継続・実践することで身に着つければ、
無意識かつ自然体にしていても、周りの人に伝わるものなのです。
つまり、別の表現をすれば
自覚=人間性と言っても、過言ではないでしょう。
世の学生の中には、
シューカツ(就職活動)に懸命になりすぎるあまり、
友人・知人との約束や学校の課題などを疎かににする人がいます。
しかしながら、そのような行動・態度は、
自覚=人間性の悪化を招く大きな要因になりますし、
企業の採用担当者(=特に面接官)には、直感的に伝わります。
シューカツ(就職活動)が
思うように進まないという学生のみなさまは、自分自身の普段の生活を振り返ってみて、
自覚=人間性を失うような行動をしていないかをじっくりと考えてみるようにしてください。
自分の都合のよい時・場面だけ、
チームワークの重要性を叫ぶ人は
企業にも社会にも必要とされないのです。
Posted by 白井 旬 at 2010年05月06日 12:05Comments(0)
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