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宮大工の人育て

2010年05月10日

今日はマネジメントや
社員教育にお悩みの方々に、
お薦めの本をご紹介いたします。

タイトル:
宮大工の人育て
~木も人も「癖」があるから面白い~

著者:
菊池恭二


宮大工の人育て


伝説の宮大工・西岡常一棟梁から
学んだ古来より伝わる「人を育てる」知恵・・・。

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<白井旬/評>

筆者である菊池恭二氏が
伝説の宮大工・西岡常一棟梁と共に
仕事をしながら学んだことを丁寧に書いている。

木にも職人にも
それぞれ、癖も特長もあるが、
それらを生かすことが大切である。

家を建てる時、
社寺を建てる時、
適材適所に木々を
配することで何千年ももつ。

右に曲がろうとする木は
左に曲がろうとする木と並べ
均衡をはかり互いを矯正する。

宮大工という
1000年先まで残る仕事と
一企業人の仕事とのすべてが
同じであるとは言えないが、とても参考になる本である。

マネジメントや人材育成に悩んだ方はもちろん、
就職活動中の方、五月病の方にも読んでいただきたい。

仕事とは自分で選んでするものではなく、
社会から与えられて初めて評価されるのである。


<関連ブログ>

・なぜ営業から人材育成に?(学生Q&A―No6)(2010年01月03日)

・なぜ?なに?坊や(2010年01月21日)

・サムライソードアクションにみる 「守」「破」「離」(2010年03月01日)






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Posted by 白井 旬 at 2010年05月10日 17:15Comments(0)お薦めの書籍・場所・品もの
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