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熱意を持った先生との出会い

2010年06月17日

ふるさとハローワーク就職支援事業の一環として
開催されている「企業の成長と人材育成セミナー」にて
先週は名護・沖縄・那覇、昨日は宮古、今日は石垣で講演を行ってまいりました。

このセミナー(プログラム)の中で
各開催地管内の高校側の取組み紹介として、
進路・就職指導を担当されている先生のお話があるのですが、
どの高校の先生も、熱い思いを持って広く深く行動されており、
その姿を見るに「なぜ?ミスマッチが起こるのか?」と不思議な感覚になります。

民間企業から「先生の仕事に対する意識が低すぎる」
という声を聞くことは、少なからずあります。
いや、比率で言えば、むしろ多いかもしれません。

また中学生を持つ保護者の方から、
こういった話を直接に聞いたことがあります。

息子が、インターンシップから帰ってきて、
先生に報告に行ったら、無関心な対応をされ、ショックを受けていた。

私がこの2週間でお会いした先生と
世間で言われている・感じられている先生の評判が
正反対と言っても過言でないほど、かけ離れているように感じます。

どんな学校でも、どんな企業でも、組織である以上、
過日のブログで紹介した「アリの法則=2:6:2」にもあるように、
熱意をもった方・普通の方・熱意を失った方が、一定の割合で存在するのは
致し方ないところでしょうが、問題はその比率と差にあると感じます。

「先生」という言葉のとおり、
先を生きるものとして、勉強だけではなく社会を伝える。
知識ではなく知恵として、生きる術や考え方を身につけさせる。

それには、教えるのではなく、学ばせる環境を提供し、
自ら学ぶということを習慣化させることが大切です。
また、社会という現実に、正面から向き合ってもらうためには、
過去・現在・未来を包み隠さず、ありのままに伝えることも大切です。

今回お会いした熱意を持った先生方は
信念を持って先のような取組みを行っており、
生徒の可能性を信じ、真剣に向き合っているように感じました。

このような「先を生きる」人が、ひとりでも増えると
沖縄のそして日本の未来は、明るくなるような気がします。

最後になりましたが、若輩者の私・白井に、
沖縄各地計5回の講演機会と多くの熱意を持った先生との出会いを
ご提供くださいました【ふるさとハローワーク就職支援事業事務局(求人おきなわ)】の
スタッフのみなさまに、感謝申し上げます。有難うございました。


熱意を持った先生との出会い


<関連ブログ>

・シューカツ(就活)について考える <その7>(2010年01月28日)

・それ!間違ってますよ!(2010年02月02日)

・アリ ≒ 人間の法則 (2010年03月27日)








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Posted by 白井 旬 at 2010年06月17日 19:35Comments(0)キャリア教育・就職支援・人材育成
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