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飲み屋の店舗数第1位に隠された事実

2010年12月13日

都道府県別統計とランキングで見る県民性ランキングというHPをみつけました。忘年会シーズンでもあるので、飲み屋の店舗数ランキングを見てみると・・・ちょっとショッキングなデータと分析が掲載されていました。HPからそのまま原文を転機させていただくと以下のような記載となります。

<飲み屋店舗数・2006年1位沖縄県>
http://todo-ran.com/t/kiji/13408

平成18年の事業所・企業統計調査から飲み屋店舗数ランキング。事業所・企業統計調査には詳細な分類に基づく事業所数が都道府県別に掲載されており、ここでは「遊興飲食店」の事業所数を比較している。遊興飲食店には「料亭」「バー,キャバレー,ナイトクラブ」「酒場,ビヤホール」が含まれており、一般的な飲み屋と考えていいだろう。 なお、平成21年経済センサスの結果は現時点では公表されていないので、最新データである平成18年のデータをもとに比較している。

全国にある飲み屋は308,848軒、人口10万人あたり店舗数は243.08軒で、これは飲食店(415,711軒)の75%にあたる。人口10万人あたりの飲み屋が最も多いのは沖縄県で560.42軒。全国平均の2倍以上と抜きんでている。2位以下は宮崎県、青森県、東京都、北海道と続いている。一方、最も飲み屋が少ないのは奈良県で人口10万人あたり92.42軒。これは全国平均の半分以下で、沖縄の6分の1だ。

分布図を見ると、関西と関東を中心とした本州中央部に飲み屋が少なく周辺部に多い。これは飲食店店舗数とは反対の分布だ。

相関ランキングを見ると、2005年完全失業率や学校給食費滞納率、自殺者数:男性と正の相関が高く、1世帯あたり貯蓄額や高校生就職内定率と負の相関が高い。

これは失業率や給食費滞納率が高くて自殺者が多く、高校生就職内定率や貯蓄額が低いところほど飲み屋が多いことを意味しており、経済的に苦しい地域に飲み屋が多いようだ。

前向きなデータでは郷土愛やふるさと自慢との相関も高く、飲み屋が多い地域の人々は故郷を愛し、自慢に思っているとも言える。


飲み屋の店舗数第1位に隠された事実


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心苦しいデータと分析で、色々と考えさせられます。

「住んでよし 訪れてよしの島 おきなわ」を是非とも実現したいと思います。




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Posted by 白井 旬 at 2010年12月13日 15:25Comments(0)営業支援・地域活性化支援
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