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量り売り(計り売り)から学んだ 「気づき」

2010年03月16日

何度かブログに書いていますが、
私は流通科学大学の卒業生です。

読んで字の如く、
流通を科学する。 大学です。

その科学の中にも
心理学が含まれていて
マーケティングの授業にも
時々その事例が紹介されていました。

200円ではなく198円。
1000円ではなく980円。

今では当たり前の・・・
最後の1ケタを2円あるいは20円下げることで
消費者の心にダイレクトに伝わるお得感を出すのは
消費者心理を研究してダイエーがよく行っていた手法です。


量り売り(計り売り)から学んだ 「気づき」


ちなみに流通科学大学の初代学長は
裸一貫、量り売りの薬屋からスタートをし、
ダイエーを創った人=故・中内功氏その人です。

その中内さんが
とある授業でこんな質問をしました。

100g=980円のものを
102gで2g分サービスをして
980円で販売する時に・・・

110gから
ひとつまみ減らして
102gでサービスされるのと

95gから
ひとつまみ加えて
102gでサービスされるのとでは
どちらが、よりお得感が大きいか?


量り売り(計り売り)から学んだ 「気づき」


正解は、
95g からひとつまみ です。

中内氏曰く、
企業としては
2g 分のサービスするにあたり
そのサービス分を将来の利益に変えていくために
知恵をつかって最大限の効果を狙わなくてはならない。

数学では同じでも、流通科学では
110g からひとつまみ減らして102g と
095g からひとつまみ増やして102g は違うのです。


量り売り(計り売り)から学んだ 「気づき」


とても面白い話ですが、
なかなか難しい話です。


商売上の話だけでなく
人と人とも関係でも同じことが言えそうです。


日常生活でも
こういったことが
無意識に実践できると
きっとあなたの人生は
バラ色になることでしょう。


ちなみに
沖縄では・・・
おまけのことを・・・
シーブンというらしい。


<関連ブログ>
・雪が溶けると・・・(2009年12月11日) 

・カラーバスで新しいアイディアを!(2010年02月15日) 

・バスから学んだ 「気づき」 (2010年03月02日)  






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Posted by 白井 旬 at 2010年03月16日 12:05Comments(0)営業支援・地域活性化支援
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