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地域主権の時代とは?

2010年06月29日

先週の日曜日、
沖縄大学で開催された公開講座に参加しました。

公開講座は沖縄大学の新しいキャンパスで開催され、
アカデミックかつ新しい時代を感じさせる内容でした。

講師は、元三重県知事の北川正恭氏。
マニフェストの提唱者としても有名です。
現在は、早稲田大学大学院公共経営研究科教授であり、
「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)代表。

約90分の講義と60分の質疑応答は、
とても有意義な時間で、あっという間に時が過ぎました。
その内容をすべて書くとブログには収まりきれませんので、
象徴的なフレーズ・キーワードをダイジェストで記したいと思います。


地域主権の時代とは?


※成長時代は「あれもこれも」、衰退時代は「あれかこれか」
-人口も経済も右肩上がりの時代は「あれもこれも」で良いが、
 人口も経済も停滞している時代では「あれかこれか」で取捨選択が重要。

※中央集権 不自由なものよ 足を痩せさせ 杖もらう。
-中央集権により、自分で考える・稼ぐことをしなくなった地方が弱っている。
 自ら動く・稼ぐことをやめたことで、足は衰え自主自立ができなくなってきている。

※神輿(みこし)から騎馬戦へ、そして肩車へ。
-昔は神輿(みこし)のように、多くの若者でひとりの高齢者を支えていた。
 今は騎馬戦のごとく3~4人の若者で、そして近い将来、ひとりで支える肩車時代に。

※中央集権から地方分権、そして地域主権。
-中央が主で地方が従ではなく。中央政府と地域政府という考え方が大切。

全人口約1億3000万人のうち、
年収200万以下の方が約1300万人。

全人口約1億3000万人のうち、
東京都に約1300万人、首都圏に約3300万人。

地方の時代と言われて久しいですが、色々と考えさせられます。


<北川正恭氏オフィシャルブログ>
http://www.office-kitagawa.jp/index.html


<関連ブログ>

・「沖縄」も「琉球」も・・・(2010年01月15日)

・注目!ハブクラーゲンの右足!(2010年03月08日)

・過去を知って・現在を理解して・将来を見通す(人財Qubic)





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Posted by 白井 旬 at 2010年06月29日 11:05Comments(0)営業支援・地域活性化支援
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