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シューカツ(就活)について考える <その13>

2010年03月30日

前回のその12で、白井が考えるシューカツ(就活)の定義

無料で誰にも警戒されず
① 企業間をはじめとする世の中(=社会)の仕組みを理解する期間。
② 自分自身の人間性を理解し社会人として必要な基礎体力をつける期間。
③ 自分自身と社会の輝かしい未来を切り開くための道しるべとなる
  Vision(理念)とMission(使命)を考えぬく期間。   

のうち「 ② 自分自身の人間性を理解し社会人として必要な基礎体力をつける期間」の実践編として、自分という「製品」を「商品化」するにあたっての「自分にあった履歴書」についてお話しました。


さて今日は、履歴書を書く上での 「意外と見落としがちなポイント-その1-」 について
お話をいたします。


1:捺印をする箇所がある場合は、最初に真っ直ぐ綺麗に押す。

→印鑑を真っ直ぐ綺麗に押すのには、
 集中力を要し社会人でも難しい作業です。
 せっかく長い時間をかけて丁寧に履歴書を書いたのに、
 最後の最後、捺印で失敗した。では目も当てられません。
 また、捺印が斜めであったり、薄かったりでは印象が悪くなります。


2:年(西暦・年号のいずれか)は合わせて書く。

→履歴書には、何箇所か年号を書くところがあります。
 記載した日の欄、学歴・職歴の欄、資格などの取得の欄など。
 西暦と年号(平成・昭和など)が、混ざっていると不親切なイメージです。
 平成22年度新卒社員募集としている企業に提出する際は、
 平成・昭和など年号で書いた方が親切です。


シューカツ(就活)について考える <その13>









3:履歴書の写真は、会社・業界にあわせてベストのものを数種類用意する。

→履歴書の写真は、とっても重要です。
 写真が明るいイメージだと 「この人に会ってみたい」 となりますし、
 写真が暗いイメージだと、それだけで選考に漏れる可能性が高くなります。
 さらに、余裕があるのなら、会社・業界のイメージにあわせて、
 表情(観光業界用は少し微笑んでいるなど)にもバリエーションを設けると良いでしょう。


4:履歴書の写真は、きちんとサイズを測って真っ直ぐ切り、
  点線枠にあわせてぴったりと貼る。履歴書の裏面には名前をフルネームで記載する。

→履歴書の写真が、真っ直ぐ切り取られておらず波を打っていたり、
 点線枠より小さかったり・大きかったりするものを、時々見かけます。
 これでは、印象が悪くなってしまいます。
 また、履歴書の裏面には必ず名前を 記載するようにしてください。
 万が一、写真が剥がれてしまった場合、多くの履歴書の中で、
 誰の写真なのかすぐわかるようにする心遣いです。


5:アルバイトを職歴として記載する際は、きちんとアルバイトと記載する。

→最近の傾向で、アルバイトを職歴として記載するように指導しているようですが、
 単に職歴と書くと、学校を休学あるいは退学して働いたのか、学校に在籍中の
 アルバイトなのかなど、推測しなくてはなりません。
 ここでも、相手に余計な気を使わせない心遣いが大切です。


上記の1~5は履歴書の主に左部分にあたる内容ですが、
就職関連の本や雑誌、求人関連のフリーペーパーにも、きちんと記載してあるものです。
ということは、少し努力をすれば出来て当たり前のこと。となります。


履歴書の第一段階(左側部分)では

1:自分で調べてきちんと実施できる素養を持っているか。
2:ルールを守ってきちんと実施できる素養を持っているか。
3:小さなこと細かなことに心配りが出来る素養を持っているか。 などが判断されます。


ここをクリアしてから、
第二段階(右側部分)と
言っても過言ではありません。


ところがこの第一段階を
軽視している履歴書が多いのも事実です。


会社は
学校ではありません。
自ら考えて動けない人。
教えてもらえないと動けない人。は
冷たいようですが、必要とはされないのです。


<つづく>


<関連ブログ>

・シリーズ-シューカツ(就活)について考える 

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Posted by 白井 旬 at 2010年03月30日 12:15Comments(0)シューカツ(就活)について考える
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