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白井流のノート・メモの取り方・・・。

2010年07月31日

今年の8月で第10期を迎える観光核人材育成事業や
沖縄型次世代リーダー発掘・育成プログラム「人財Qubic」において
受講生の多くがプログラム当初期に苦しみ悩むのが、講義日報の作成です。

学校の授業は、教えることのプロである先生が、半年や1年間の期間を使って体系立てて、論理的に教えてくれるというのが普通と言ってよいでしょう。多くの授業が明確な答えがある<teach>であって、自らが学んで答えを探す<learn>ではないように思います。

観光核人材育成事業や「人財Qubic」は、ビジネスのプロではありますが、教えることについてはプロではない社会人の方々が、60~90分間のスポットの時間を使って、情熱的に話をしてくれると言ってもよく、時には熱が入ってくると良い意味で、話が右に左に脱線したり、時間軸が前後したりすることが多くなります。

この右に左に脱線したり時間軸を前後したりする概念的な話を、自分以外の人に書面ひとつで説明するとなると、かなりの工夫や努力が必要になってきます。

箇条書きにしてみたり・・・。
図や絵を使ってみたり・・・。
受講生のみなさんもそれぞれに工夫をするのですが、
ここで大きなポイントとなるのは、箇条書きも図も絵も、
話をきちんと理解していないと書けないということです。

ここで言うところの「話を理解する」ということは、自分なりに消化し納得するという意味ですから、同じ話を10人が聞いたら10通りの納得があってよく、関心をよせる事柄や感動するポイントも違うことが多いでしょう。

実はここに大きな工夫のタネがあるのです。

人の話を聞いて、感動したり感銘を受けたりするということは、「今の自分に足りないことや関心をよせていること」に反応していることだと思うのです。

ここからは、あくまで白井流ですが、その反応を <自由きまま> にノートやメモをすることで、記憶と結びつきやすくなりますし、頭の中でも自然に整理・分類されていくような気がします。


白井流のノート・メモの取り方・・・。


ひとつの事柄に、感情が多数に結びついている。
ひとつの感情に、事柄が多数に結びついている。

雑多な中にある整然性と言うべきか、
不規則な中にある規則性とも言うべきか、
私のノートの取り方は、そのような感じです。

単なる講義や研修を受ける時だけでなく、
ビジネス(商談や会議)にも使える手法だと思いますので、もし、よかったら試してみてください。

ちなみに、私は高校の頃より続けていて・・・
常に赤色のペンを使って、書くではなく描くようにしています。



<関連ブログ>

・カラーバスで新しいアイディアを!(2010年02月15日)

・10日ぶりに・・・(2010年06月04日)

・脳に悪い7つの習慣(2010年06月14日)




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Posted by 白井 旬 at 2010年07月31日 11:15Comments(1)白井 旬 なる人物
この記事へのコメント
あちこちに飛ぶような話のメモには、マインドマップの形式が優れていますよ。

後で、KJ法の要領でマップをまとめなおすと、よい復習になりますね。
Posted by 通りすがり at 2011年01月24日 14:50
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