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人間関係とモチベーション ・その1(学生Q&A-18~19)

2010年12月01日

講義で寄せられた質問等が多くありますが、
残念ながら時間内で回答できなかったものもあります。
そういったものを当ブログで回答してまいります。


Q18:白井さんは、様々な企業のコーディネーターや学校での講師を行っていますが、私が課題としているチームリーダーのメンバーに対するマネジメント。特にモチベーションについて1番気をつけていることは何でしょうか?

Q19:仕事は互いに協力しなければうまく成し遂げることが出来ません。よって協調性はチームとして作業する上で最も大事なことです。白井さんが考える仕事を続けた人と辞めた人との違いはどこにあるのでしょうか?


A18+19:(その1)
仕事を続けた人と辞めた人の違いについては、色々な理由があるので「○○です!」といったような明確な答えを提示することは出来ませんが、会社を辞める理由の多くが「人間関係」にあるということは、社会一般的によく言われることです。

究極の選択ではありませんが「仕事はつまらないけど、人間関係が良い職場」と「仕事は面白いけど、人間関係が悪い職場」のどちらを取るかといえば、圧倒的に前者を選ぶ人が多いのではないでしょうか?

私の個人的な感覚・経験によるところも大きいのですが、人間関係が良い職場であれば、個人的につまらないと思う仕事でも次第に面白くなる可能性が高いものです。またその逆で、人間関係が悪い職場であれば、個人的に面白いと思う仕事でも次第につまらなくなる可能性が高いものなのです。

そういった意味では、職場やチーム全体の雰囲気を良くする心がけを持つ、モチベーションを高い位置で維持していくというのは、とても大切なことであり難しいことでもあるのです。


人間関係とモチベーション ・その1(学生Q&A-18~19)


大学の部活やサークルの場合は、1年間や半年に1回の間隔で大会や発表会に参加して結果を残すといったような共通目標があったりしますし、年齢差があるといってもせいぜい8歳ぐらいまでであり、元々が興味あることで集まった似通った集団ですから、チームとしてのモチベーションがバラけるという要素は企業に比べれば少ないと言えます。また別の観点で言えば、サッカー部がある日突然、野球部になるということはありません。

しかしながら社会人ともなると、日々の生活の中で様々な要素が絡んできて、同じ企業・同じ部署で働いている人であっても、モチベーションにバラつきが出て、層が分かれてくるものです。一般的には3月27日のブログ「アリ ≒ 人間の法則」で説明をさせていただいた「2:6:2の法則」などが有名です。

さらには、先のサッカー部と野球部の例ではないですが、ある日突然、A事業を廃止して全く違うB事業をスタートさせるといったことが企業にはあります。時代の流れが早いこれからの世の中においては、社員にとって「寝耳に水」の事業転換がますます多くなってくることでしょう。

そうした状況下において・・・
モチベーションを高い位置で維持し続けるには・・・



続きは後日の(その2)にて。



<関連ブログ>

・アリ ≒ 人間の法則 (2010年03月27日)




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Posted by 白井 旬 at 2010年12月01日 22:05Comments(0)学生からのQ&A
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