シュリーマンの 「まちづくり・ひとづくり・ものづくり」ブログ・・・

前回のその１１で、白井が考えるシューカツ（就活）の定義

無料で誰にも警戒されず
① 企業間をはじめとする世の中（＝社会）の仕組みを理解する期間。
② 自分自身の人間性を理解し社会人として必要な基礎体力をつける期間。
③ 自分自身と社会の輝かしい未来を切り開くための道しるべとなる
　　Vision（理念）とMission（使命）を考えぬく期間。　　　

のうち「 ② 自分自身の人間性を理解し社会人として必要な基礎体力をつける期間」の実践編として、自分という「製品」を「商品化」するにあたっての「履歴書」の役割と、「思いを込めて書くこと」の重要性についてお話しました。


さて今日は、より実践的な「自分にあった履歴書」についてお話をいたします。

最初にみなさんに質問をしますが・・・
学校で販売されている履歴書をそのまま使っていませんか？

えっ？ダメなの？と感じた方・・・
学校で販売されている履歴書がダメということではありません。
その履歴書はあなたにとって 「ベスト」 ですか？ということです。

授業で使うノートでも
Ａ罫（7mm）とＢ罫（6mm）とがあって
それぞれ人によって、書きやすい方があると思います。

私は書道で毛筆を習っていたせいなのか
字を大きく書くクセがありＡ罫（7mm）が好きです。
その逆でＢ罫（6mm）を使うと、窮屈な感じがして上手に書けません。
よって履歴書も、大きく字が書けるものを利用するようにしています。





また、記入欄の中身も、履歴書によって様々です。
記入欄の中身によって 「はて？なんと書こうか？」 と悩むものもあります。

自分にフィットしない履歴書であれこれと悩んで書くより、
見た瞬間に「よし！この記入欄なら筆が進みそう！」と感じる
自分にフィットした履歴書を使った方が、断然良いのです。

なぜなら面接の時は
履歴書やＥＳに書いてあることを中心に
話が展開していく可能性が高いからです。

一般に履歴書を買うと
４枚程度入って200～300円ぐらいだと思います。
１０種類買っても2,000円～3,000円ぐらいです。
友達４人で協力して買えば、ひとり500円～750円です。

そんなわずかな経費を節約して
自分という製品をきちんと商品化できず
結果として、売上（＝内定）が遠のくとしたら・・・本末転倒だと思いませんか？

次回は履歴書における 「意外と見落としがちなポイント」 です。


＜関連ブログ＞
・３種のじんざい／作って・売って・勘定して（2010年01月25日）　

・実力＝才能×努力×？×？　― その１－（2010年01月26日）　

・同じ経費でも・・・（2010年03月06日）　

・シリーズ「シューカツ（就活）について考える」（No1～12）