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シューカツ(就活)について考える <その14>

2010年04月05日

前回のその13で、白井が考えるシューカツ(就活)の定義

無料で誰にも警戒されず
① 企業間をはじめとする世の中(=社会)の仕組みを理解する期間。
② 自分自身の人間性を理解し社会人として必要な基礎体力をつける期間。
③ 自分自身と社会の輝かしい未来を切り開くための道しるべとなる
  Vision(理念)とMission(使命)を考えぬく期間。   

のうち「 ② 自分自身の人間性を理解し社会人として必要な基礎体力をつける期間」の実践編として、自分という「製品」を「商品化」するにあたって、履歴書を書く上での「意外と見落としがちなポイント-その1-(主に履歴書左側編)」についてお話しました。

さて今日は、続編で「意外と見落としがちなポイント-その2-(主に履歴書右側編)」と、
いきたいところですが、その前に一度、考えて欲しいこと「5W2H」についてお話します。

過日1月21日のブログ 「なぜ?なに?坊や」 では下記の5W2Hを紹介しました。

When  いつ
Where どこで
Who だれが
What  なにを
Why  なぜ
How どうやって
How Much(many) いくらorどれぐらい

その回では、「Whyなぜ?」と常に疑問に思う
重要性について触れましたが、今回は少し違います。

シューカツ(就職活動)。つまり・・・
自分という「製品」を「商品化」し「売り込む」こと。
においては、下記の4Wをしっかりと考え、覚悟を決めることが大切です。

Where どこで
What なにを
Who だれに
Who だれと


具体的に言うと・・・
Where どこで (沖縄?県外?海外?・・・)
What なにを(機械?商品?サービス?利便性?感動?安心?・・・)
Who だれに(学生?20代?年配の方?富裕層?新入社員?一般家庭?・・・)
Who だれと(チャレンジ精神溢れる人?コツコツ仕事をする人?・・・)


シューカツ(就活)について考える <その14>


<Where どこで>
「沖縄だけ」となると、
市場が小さいということを覚悟しなくてはなりません。

「県外」「海外」となると、市場は大きいですが、
旅費や時間など「沖縄だけ」と違って、多くかかるということを覚悟しなくてはなりません。


<What なにを>
目に見えるモノなのか?目に見えないサービスなのか?
感動を与えるのか? 安心を与えるのか? 利便性を与えるのか?
商品・サービスによって、これらの違いが大きいという認識を持つ必要があります。

特に保険などは、試しに入るというものでもありませんし、
何も無いことがベストですが、何かあってからの対応にこそ、その価値が有ります。

シューカツ(就活)について考える <その14>


<Who だれに>
富裕層が相手なら、自らが高付加価値を演出しなければなりません。
自分への投資(身だしなみ・知識・教養など)もかなりかかります。

小学生や中学生が相手なら、自分が目線を下げなくてはなりません。
男性が女性を相手にするなら、女性誌を読み・女性の友達の話を聞く努力が必要です。


<Who だれと>
何でもチャレンジしたい人が、
安定志向の会社に入ると苦労するでしょう。

何でもきちんと確かめながら仕事をしたい人が、
行け行けどんどんの会社に入ると苦労するでしょう。

10年ぶりの新卒という会社は、若手の先輩が32歳ということもあります。
新しいベンチャー企業であれば、社長が若手の32歳ということもあります。
これは、つまり社風です。


シューカツ(就活)について考える <その14>


こうやって考えていくと
「気づき」があると思います。

この4Wを、自分なりに、きちんと押さえておかないと
履歴書の志望動機やアピールポイントが明確に書けないのです。
これは企業の商品・サービスの展開(特に県外・海外進出)でも同じことが言えます。

履歴書の右側を悩みながら書く前に、
以上の4Wを、立ち止まって考えてみてはいかがですか?



<関連ブログ>

・仕事で不安を感じたことは? (学生Q&A-13)(2010年02月28日) 

・背面接客から得たもの!-その2-(2010年03月24日) 

・シリーズ 「シューカツ(就活)について考える」(NO1~14) 








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Posted by 白井 旬 at 2010年04月05日 12:05Comments(0)シューカツ(就活)について考える
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