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造語系社名に秘められた思い。

2010年12月29日

12月14日ブログ「社名の由来にみるパブリックモチベーション」において、いくつかの「パブリックモチベーション」系の由来をご紹介させていただきましたが、今日は、ミックス系や造語系の由来をいくつかご紹介させていただきます。

まず一社目は「ダスキン」です。私自身は1994年の就職活動の際に、同社の企業説明会に参加し社名の由来を聞いたのですが、なかなかユニークです。1963年に創業時の名前は「株式会社サニクリーン」でしたが、翌年の1964年に「株式ダスキン」になっています。この社名変更の際にもう一方の候補となったのが、創業者である鈴木清一さんが推していた「株式会社ぞうきん」だそうです。このことから、勘の良い方は答えが分かったかと思いますが、「ダストコントロール」の「ダス」と「ぞうきん」の「キン」をミックスして造られたのが「ダスキン」というわけです。ちなみに「株式会社ぞうきん」は社員の猛烈な反対にあい鈴木氏はアイディアをひっこめたそうです。


造語系社名に秘められた思い。


続いて二社目は「セコム」です。こちらの創業は1962年で当時は「日本警備保障」という社名でした。この会社のすごいところは創業して2年目も関わらず1964年の東京オリンピックの会場警備という大役を受託したころです。きっと一大躍進のきっかけになったことでしょう。さらにさらにすごいところは、若い方はご存じない方も多いかもしれませんが、宇津井健さんが主演をしたあの往年の名作ドラマ「ザ・ガードマン」のスポンサーをやっていたことです。しかも宇津井健さんが勤める会社は「東京パトロール社」でまさに「日本警備保障」そのもの。ところで肝心の「セコム」という社名になったのはいつかと言えば、1973年のブランド名がそのきっかけで、それは「セキュリティ」+「コミュニケーション」をミックスして「セキュリティ・コミュニケーション」に端を発し、略して「セコム」となったそうです。


造語系社名に秘められた思い。


さてさて・・・
今年も残り3日となりましたが
大掃除は終わりましたでしょうか?

あっそれと・・・
戸閉まり用心・火の用心でお願いいたします。


おわり・・・。



<関連ブログ>

・隠されたエピソード?(2010年03月25日)

・「ゲン担ぎ」 と 「こじつけ」 と 「信じる力」(2010年04月15日)

・社名の由来にみるパブリックモチベーション(2010年12月14日)







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Posted by 白井 旬 at 2010年12月29日 22:05Comments(0)お薦めの書籍・場所・品もの
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